カーミージー

ほとんどの人が知らない「カーミージー」
  1. カーミージーについて
  2. カーミージーの見どころ
  3. カーミージーの周辺
  4. アクセス方法
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  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

カーミージーについて


「沖縄の空港付近で楽しみたい!」「沖縄の自然を感じたい!」「移動時間がもったいないから近場で遊びたい!」

そう思った時の沖縄のおすすめスポットをご紹介します。

那覇空港付近はビルが立ち並び、沖縄の中では最も都会感を感じられる場所になります。

自然あふれた中部や北部、離島に行くためには移動時間が長く、数日間滞在しなければなりません。

短い滞在期間で沖縄の都会も自然も満喫したいという方におすすめなのが那覇市・浦添市です。

那覇で有名な国際通りや栄町などでショッピングや沖縄料理を味わい、浦添市では沖縄の自然や沖縄ならではのカルチャーを満喫することができます。

浦添市は、那覇に隣接した市町村で、沖縄では4番目に人口の多い市町村です。

実は、ここ数年で浦添市は新しく生まれ変わったと言っても過言ではないほど、注目しておきたい場所なんです。

観光雑誌には必ず載っているアメリカンな雰囲気の「港川外人住宅」、2018年には西海岸道路(浦添北道路)が開通しました。

また、2019年には、那覇のみに開通していたモノレールが浦添まで区間延長、西海岸道路に隣接する「浦添パルコシティ」が開業しました。

現在は、ビジネスリゾートをコンセプトとした地上17階建てのビジネスタワーが建設中、カーミージー地区には海浜公園を建設する計画があります。

さらに、浦添西海岸に位置する米軍基地が返還されるため、さらに都市開発が進む計画があり、今後も目が離せません。

沖縄観光となると中部や北部地区や離島への長距離での観光が多く感じますが、那覇浦添だけでも十分楽しめるスポットが増えているのです。

今回は特に最近注目されている、自然を満喫できるスポット「カーミージー」をご紹介します。

カーミージーは浦添市の下港川の集落から南西側にある、サンゴ礁や岩の遠瀬の自然海岸のことです。

遠浅のリーフ地帯になっており、干潮時には歩けるほどになり、満潮になると大型の回遊魚がたくさん入ってきます。

カーミージーの魅力は、なんと言っても手付かずの天然ビーチだということです。

なぜ、都会の近くに位置していながら手付かずでいられたのでしょうか?

それは、カーミージー付近は「キャンプ・キンザー」と呼ばれる米軍基地があることで立ち入りができず、土地開発などされることなく自然を守ることができたのです。

また、カーミージーには自然の砂地に繁茂する海藻を育む生き物などが生息しており、西海岸道路建設工事着手前には、絶滅危惧種に指定されるジュゴンが海藻を食べた跡が度々確認されていました

現在は、米軍基地が一部返還されたことにより、周辺の土地開発や西海岸道路開通に伴い、改めて注目を浴び、多くの人が訪れる場所になりました。

沖縄本島の西海岸では埋め立てや開発が進んでおり、カーミージーは自然が残る貴重な場所となっています。

注目される以前は、地元の子どもたちが海水浴を楽しんだり、釣り人たちの穴場スポットとしても密かに愛される場所でした。

沖縄県内の人たちでも、カーミージーの存在を知っている人は少なく、その周辺の地域住民のみが知っているスポットとして、夏になるとバーベキューをする家族連れや、子どもたちが岩場から飛び込んで遊んだり、シュノーケルや花火を楽しんだりしていました。

西海岸道路建設の際は、地元住民の要望で海岸の埋め立てをせず、橋をかけることで同意されたほど、地域から大事にされている場所なのです。

2018年には「浦添市里浜の保全及び促進に関する条例」が施行されました。

カーミージー周辺の海には多様な生物が生息する貴重な自然環境を有しており、次世代に引き継いでいくことを目的としています。

年間を通して数回、カーミージーでは海の生き物の観察会が行われており、地域や学校などと自然観察体験の場を設けています。

また、浦添市では、未来に残したい浦添の原風景を「浦添八景」として2014年に制定しました。

カーミージーはその浦添八景に選ばれています。

浦添の自然や文化を守るため、カーミージー以外に「杜の美術館(浦添市美術館)」「安波茶橋」「ワカリジー(為朝岩)」「浦添城跡(浦添グスク)」「浦添ようどれ」「当山の石畳道(普天間参詣道)」「伊祖城跡公園(伊祖グスク)」が選ばれています。

浦添の歴史や文化に触れることができるので、時間がある方はぜひ浦添八景巡りをしてみてください。

カーミージー(亀瀬)の名前の由来はビーチ左側にある岩の形が、亀が伏せたような姿に見えることからきています。

沖縄の方言で、「カーミー」=亀、「ジー」=岩礁のことを表しています。

正式には「里浜ビーチ」「空寿崎(くうじゅさき)」とも言うそうですが、カーミージーの方が地元の方たちからも愛称として親しまれています。

現在、カーミージーではバーベキューやシュノーケリングだけではなく、バナナボートやカヌーを楽しめるレジャースポットとして人気を集めています

まだまだシャワーなどの施設は完備されていませんが、今後は建設予定とのことなので、さらに利用しやすいビーチスポットとしてますます人気スポットとなっていくでしょう。

カーミージー見どころ

隠れ家カフェ「清ちゃん」

カーミージーに行った際にぜひ注目したいポイントを4つ、ご紹介します!

①多様な生物の住処

カーミージーは戦後75年もの間、戦前から残されてきた貴重な海です。

その手付かずの海には、都会の海とは思えないほどの多様な生物が住んでいます。

たくさんの種類のナマコや巻き貝などの貝類、魚たちが住んでおり、産卵期になると多くの魚たちが藻場に訪れ、卵を産みつけます。

夏になると多くの人々が潮干狩りを楽しめる秘訣は、カーミージーならではの自然生物に出会えるからなんですよね。

②釣り人に大人気のスポット

ビーチとして人気の高いカーミージーですが、実は釣り人にも注目されるスポットなんです。

カーミージーは遠浅のリーフ地帯となっているため、干潮時には沖まで歩いて行くことができます。

満潮になると大型の回遊魚もたくさん入ってきますので、どの時間帯でも釣りを楽しむことができます。

地元の中学生たちもよく釣り竿を持ってカーミージーを訪れます。

③カーミージーからの景色

カーミージーの名前の由来となった亀の頭のような岩には登ることができます。

実はここが隠れスポットだったりするのです。

岩の先端に向かう小道を進むと、ちょっとした森の入口のような場所があります。

両サイドには緑が生い茂っており、なんともいえない沖縄の原風景を感じることができます。

そこを登っていくと亀の背中に乗ることができます。

そして、亀の頭からの景色は、浦添北道路を背景に、大きく広がった青空に、足元には透き通った青い海が広がっています

日常を忘れて風を感じるととても気持ちがいいです。

④隠れ家カフェ清ちゃん

カーミージーの近くには現在も地元住民が住んでいる外人住宅が立ち並びますが、その中にカーミージーを外から眺めることができる隠れ家カフェ「清ちゃん」があります。

隠れ家と言うこともあり、簡単に見つけにくいかもしれませんが、さすが隠れ家カフェといった感じです。

清ちゃんではエスニック料理が中心となっており、本格的なタイ料理を楽しめます。

店内は子連れでもゆっくり過ごすことができる落ち着いた雰囲気のインテリアです。

テラス席はオーシャンビューとなっており、西海岸と浦添北道路を一望できます。

また、北谷から残波岬まで見え、日が暮れると夜景がキレイに見えます。

また、清ちゃんのオーナーはシーグラスアーティストとしても活動しており、店内にはいくつか作品が展示されています。

県内でも展示会を開催するなどの活動も行っているようです。お店に寄った際にはぜひ見てみてください。

カーミージーの周辺

カーミージー近くにはいくつかのおすすめスポットがありますが、今回は2点ご紹介します。

港川外人住宅

①港川外人住宅

浦添市といえば「港川外人住宅」は外せない有名な観光スポットです。

沖縄ならではのレトロアメリカンな雰囲気を楽しめる住宅街のような場所です。

敷地内には40店舗近くの外人住宅が立ち並び、おしゃれな表札の案内板があります。

外人住宅には、おしゃれな雑貨屋さんやカフェ、コーヒー専門店やベーカリーショップなどが出店しています。

浦添パルコシティ

②浦添パルコシティ

2019年に開業した浦添パルコシティは、県内最大級の総合小売会社サンエーとパルコが共同運営するショッピングモールです。

モール内にはパルコならではのショップやファッション雑貨、沖縄のお土産屋など幅広く店舗を展開していますが、注目したいのが「フードコート」です。

フードコートには沖縄で最も有名なファーストフードA&Wがテナントとして出店。

沖縄そばやタコライスなども楽しむことができます。

そしてなんと言っても、フードコートはガラス張りとなっており、西海岸道路越しに東シナ海を一望できるのです。

駐車場の屋上にも展望台があり、潮風を感じながら海を眺めることができます。

カーミージーに行く際にはぜひ立ち寄ってみてください。

アクセス方法

カーミージーは、那覇空港から10kmほど離れており、車で約20分の場所にあります。

アクセスする際はレンタカー、もしくはタクシーを利用することをおすすめします。

バスやモノレールは最寄駅がなく、あまり向いていません。

レンタカーで行く際には、無料で駐車できる仮設駐車場があるので、そこに停めましょう。

駐車場は、午前9時から午後9時まで利用することができます。

駐車場からは徒歩3分ほどでビーチに辿り着けます。

まずは、駐車場を出て目の前の横断歩道を渡ります。

海側に向かう横断歩道からはビーチに辿り着けないので注意してください。

横断歩道を渡ると沖縄北道路の下を通るトンネルを潜ります。

すると、フェンスに挟まれた小道があるので、そこを真っ直ぐ歩いて行けばビーチがあります。

少し分かりづらいかもしれませんが、現地には案内板などがありますので安心です。

また、西海岸道路を楽しみたい方はレンタサイクルの利用をおすすめします!

潮風を感じながら海辺を走ることができるのでとても気持ちいいんです。

沖縄県内のさまざまな場所に「HELLO CYCLING」と言うレンタサイクルサービスがあります。

アプリで予約し、予約した場所から自転車を利用することができます。

使用後は同じ場所に返却しなくても、近くの専用ステーションへ返却できます。

お泊まりの宿泊施設付近にレンタサイクルサービスがないか、ぜひチェックしてみてください。

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